女子あるあるな(夢中になっていること②)
夢中になっていること、その2。
○書籍
『A子さんの恋人』
著者:近藤聡乃 HARTA COMIC
30歳手前の優柔不断な女子A子の日々を綴ったコミック。A子の恋愛事情は女子目線で「あるある‼︎」の連続で、すっかり虜になってしまった。彼女を取り巻く恋人、友人、家族との絡み合いも、女子なら共感してしまう読者も多いのではないかと思った。
30歳を過ぎると女子の人間関係は複雑になる。
独身の人と既婚の人。
恋人がいる人、いない人。
わたしも30を過ぎた頃から特に、独身の人とそうでない人、恋人がいる人、いない人との間に距離を感じるようになった。
やはりうらやましいとかいった思いがあるからなのか、同時に結婚したくても出来ていない自分に悔しさを感じるからなのだろうか。
わたしの話だが、30を過ぎたころから女子同士で恋バナというやつをする機会が減った。
というより、自分からその類の話をすることをためらうようになった。
20代前半のふわふわした頃とは違って、恋愛関係に至るまでの一部始終を報告し合うといったようなことはに抵抗がでてきた。
そうしていると、自然と友人からもその類の話をされることはなくなり、話のネタに困るようになり、
いつのまにか疎遠になってしまうパターンも多くなった。
難しい。どうしたらよいのかわからない。女子同士の付き合い方に悩むようになってしまった。
この漫画を読んでいると、主人公のまわりには友人U子、K子、あいこ…全く性格が異なる女子が登場するが、お互い言いたいことを言いあい、
なんだかんだでいつも一緒にいる関係がうらやましくなった。
いい意味で遠慮がない関係に、読んでいてとても気持ちがよかった。
わたしもそんなふうに振る舞えてたら
距離を感じることはなく、年齢を気にせず友人と恋バナで盛り上がっていたのだろうかとも思う。
日々の生活で疲れたーもうだめーとなっているとき「ふっ」とこころが軽くなる
ような出会いだった。
いろいろと決断をせまられがちなアラサー女子に特におすすめ。
A子のその後が気になって仕方がないので
ぽちぽちすることにする。
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